【心構え】授乳中、しこりを感じて乳がん検診に行く前に【慌てずに済みます】

乳がん

授乳中の胸のしこりが気になるお母さん「おっぱいが出にくいし、乳腺のしこりが気になる。乳腺が詰まってしこりができるとは聞くけど、どうも気になる…。ちょっと変かも。こんな時どこに行けばいいのかなぁ?」

どうも気になる。こう思うと、不安が募りますよね。

授乳中に乳がんの検査で病院たらい回しにされて最終的に乳がんだった私が語ります。

結論

乳腺外来を受診することになります。

私の場合は、出産予定の産婦人科医院から最終的に総合病院の乳腺外来へ行きました。

長かったし、出産1週間前から産後1週間“たらい回し”にあいまして、精神的と体力的にものすごく消耗しました。

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授乳中の乳がん検診、最悪乳がんだったら

最悪乳がんだったらこのような流れになると思います。
総合病院は今や紹介状がないと基本受診出来ないようです。

    私は乳がんの告知はこうなりました。

  • 1 出産予定の産婦人科医院「乳腺炎にしてはちょっと…紹介状書きますのですぐ行ってください。」
  • 2 紹介状の婦人科「乳腺炎ではない気がする。総合病院の紹介状書きます。」
  • 3 総合病院「細胞とって検査します。針生検やります」
  • 4 出産後 「乳がんで余命1年です。いますぐなら手術の予定をスケジュールに入れるから今決めてください」

乳がん専門医(女性)「今すぐに決めてください。申し訳ないけど、乳がんの検査と手術の予定で私のスケジュールに空きがないんです。今決めてくれると、できるだけ早く手術の予定を入れるから」

一見、乳がんになった私を助けようとしてくれるように聞こえるんですが、“余命1年”宣告直後に手術するか今決めろって、鬼か!と。

パニックな上に、手術して、抗がん剤をやって様子を見ましょう。さあ手術やるか決めてください。って、何を判断材料にすればいいの?

【医者よ、ちょっと待った】母の体が大事か、赤ちゃんが大事か、“がんを切りたい”のか?

乳腺外来の医者が説明してくれたことをまとめます

      ―細胞を見た結果、乳がんでした。
      ―余命1年です。
      ―産婦人科から、こちらの総合病院へ転院してください。
      ―促進剤を使って赤ちゃんをすぐに出産しましょう。予定日を待たずに。あなたが危ない
      ―出産したら手術します
      ―手術したら、抗がん剤で行きましょう
      ―私の予定がほとんど空いてないので、今手術するか決めてください
      ―聞きたいことはありますか

えーーー。余命1年の時点で涙が溢れているのに、聞きたいことあるかって、今決めてってムリですよね。

何を質問すればいいか、その質問がわからないわけです。

乳がん患者の“いつもの生活ができる状態”は質問に含まれていない

医者の説明は「手術やその後の流れに質問はありますか?」ということで、

“こちらが質問したいのは「今までの生活を続けていくために治療したい、その方法を聞きたい」ということなんです。”

それに対する医者の答えは

「抗がん剤治療をすることで被爆した状態になるので、子育ては満足に出来ません。」

乳がんの知識がないとどうなるか

余命1年と医者に宣告され、がんの知識が全くなかった私が語ります。

    答えは簡単です。知識がないのであれば、流されていくしかありません。

がんの知識がない場合【恐怖でしかない、がん=死のイメージ】

がん=死のイメージは昔からずっとあるものです。自分ががんになった時に知識がない場合のがん発見とその後の流れを見てみましょう

―健康診断で、再検査となる
―病院で再検査して、数値の異常がわかる→大きい病院へ行ってください(紹介状)
―大きい病院で検査(大きい病院は混んでいるので順番待ちです。乳腺外科へ昼前にやっとたどり着き、もうすぐかと思いきやここからが本番です。私が受診できたのは4時でした。)
―診察室に入り、触診→針生検(はりせいけん)これが痛い。胸にかなり痛みが残る(出産1週間前)
―後日病院へ、余命1年、手術+抗がん剤しても2年と言われる
―さらに民間療法では絶対に治らないから!と医者からダメ押しされる
―近いうちに死ぬよと言われたわけです
―出産して1週間後の話。手術ルートに進めば放射線被曝するので子育てはできなくなる
―手術しても2年で、子育ても出来ないなら手術する意味ないです。
―選んだ道は手術せず、子育てする
―放置はできないから、とりあえずノニ大量摂取、食事は玄米菜食スタートしてがんの栄養源であるブドウ糖を絶つ

このようになりました。

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では乳がんの知識があったなら

5年前、胸のしこりがあった頃

―がんになると、子どもは産めない(治療しないと命が危ない)
―がんにならないように気をつける
―しこりが小さくなっているorなくなっている
―出産してがんのない子育て生活

になっていたでしょう。少なくとも、小さくなっていて余命1年なんては言われなかった。

こんな時代になると、がんにならない基礎知識がないと50%の確率でがんで子どもが産めないなんてことになりかねません。
テレビCMで2人に1人がんの時代って言っているのはそういうことではないでしょうか

乳がんにならない体にすることが自分の体を見つめるということ

乳がん検診を受けつつ、乳がんにならないための体を作ることが必要です。

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乳がんにならないための体づくりがなぜ必要か

現代は残念ながら1/2人ががんになる時代と言われ、実際のところそうなってきています。
想像してみればわかりますが、結婚したとしてあなたか旦那様のどちらかは必ずがんになるっていうことです。(数字的に)

生きていくためにがんの知識は必須項目になったと言えるわけです。

ガンにならない基礎知識

―野菜中心の食事

答えはこの1つです。

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乳がんになった、私の食生活

乳がんになった原因は肉食、揚げ物食、毎日のアイスクリーム、朝食のヨーグルト、大好きなチーズと牛乳でした。

お昼は忙しいのでアルバイトの合間に菓子パン1個、夕食はさっきの食事、朝食は夕食の残り(朝から揚げ物や豚カツがあったりします)

子供の頃からずっと続けてきた“食生活そのもの”が乳がんの体を作った食生活でした。

言い換えるなら、たんぱく質、脂、炭水化物、冷たい乳製品、昼食は砂糖と小麦、そうやって仕事を頑張っている自分のご褒美に美味しい飲むヨーグルト(乳製品)・・・毎日私はこのような食事でした。

そんなことをしたらどうなるか?
大半の人は調子を悪くしますよね。

みんな同じで、大半の人はこのような食生活で調子を悪くしています。
でも、「食生活を変えた人」が元気になっている、という事実もあります。

乳がんの私が食事を変えたビフォーアフター

食事を変えて体質改善したい主婦「食事を野菜にするって言っても、正直無理。頑張って野菜を取り入れるようにしているけど、野菜が高かったりするし、野菜ばっかりで満足できるわけないじゃない」

目標は野菜中心の食生活ですが、私のように乳がんになった場合、「野菜のみの食事にすべき」となります。

今までの食事(夕食)

ミルフィーユ豚カツ100g、肉そぼろの春巻き4本、野菜の味噌汁、上白米ご飯

乳がんになってから(夕食)

蒸し野菜100g 豆腐やっこ、納豆、野菜と干しキノコの味噌汁、7分づきご飯50g

こんな感じです。

実際に食べてみるとどちらもお腹いっぱいです。
もちろん毎日この食事ができるなら、それは素晴らしいことですが、野菜大好きな人でも毎日この食事を続けるのはかなり大変です。

言い換えるなら、何年も運動していなかった人が、いきなり毎日マラソンで10km走るようなものです。

そんなことをしたらどうなるか?
大半の人は脱落しますよね。

野菜中心の食生活も同じで、大半の人は挫折します。
でも「続けた人」が調子が良くなっている、という事実もあります。

初心者にオススメな野菜中心の食習慣

まずは、毎週2日、野菜中心の食事にしましょう。

2日でも結構大変だと思います。
でも、最初の一歩としてはここでいいかなと。
具体的な食事内容は別の記事で解説します。

ガンになった自分の細胞。その細胞のエネルギーは、毎日の食事から生まれているということを知ってくれれば乳がんを治す第一歩が踏み出せています。

初心者にオススメな乳がんに必要な食知識の本

この本で、食事と体調不良の関係がわかります。


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この本1冊読むと、病院で専門家の話を聞くよりも安くあなたの体調不良の原因がわかります。

今回は以上です。

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